草木も眠る丑三つ時に人妻からLINEがありました。
「夜中にごめん!青梅駅で待ち合わせする約束だったけど、会場に行くのに遠回り過ぎない??」

ウメじゃなくてウミだよ!青海駅だよ!

「あっごめーん!間違えてた!」



というわけで肉フェスに人妻といっしょに行ってきました。



人が沢山いたー。



お肉を食べたー。
手前のお肉はかちんかちん。奥のお肉はやわらかくて醤油味でした。それよりなにより芋がおいしかったです。



猫もいたー。
肉フェスのキャラクターだと思って撮ったけど、どうやら違ったようです。

私は酔うとゆるキャラに絡んでしまう変な癖があります。「ヒゲを触ってもいいですか?」と言ったら、無反応だったので「聞こえてないらしいな」と思い、ヒゲを触りました。ダンボール的な硬さのある材質でした。

人妻に「どうしていつも2人でお酒飲んでる時、着ぐるみに遭遇するのかほんと不思議!しかも絶対絡むよね!着ぐるみに!」とやんわり叱られました。

「でも前はハロウィンのとき、着ぐるみが持ってたキャンディーをありがとーね!って言いながら強奪してたし、今はだいぶ成長したかもね。」

私は酔っ払いとしてレベルアップしたようです!やったね!

てなわけで、お腹がぱんぱんの酩酊状態でホネヌキマンさまのご勇姿を拝みにゆきました。

ホネヌキマンさまはヘルプマンさまが制作なさったという新しい立派なお神輿にのって優雅にご登場なさいました。担いでいるのはメンバーです。

5万円もするのですね!ピアノゾンビを知らない人々は唖然とした表情で大騒ぎしている大王ホネヌキマンさまを眺めています。

人妻も「こわがってる!こわがってる!きゃっきゃっ」とお客様に揺らされて怯えているホネヌキマンさまをみて大喜びでした。

ステージに降り立ったホネヌキマンさま。しかしアキパンマンさまが歌い始めるとまたお客様たちがザワザワし始めました。人妻は「ちょっとまって。あの白い人が歌うんじゃないの?あのスタッフが歌うの?白い人の役割はなんなの?盛り上げ役?」

そうです。

大王ホネヌキマンさまは歌う人ではありません。アキパンマンさまがお歌をうたう係なんです!ホネヌキマンさまは盛り上げ役であり、ピアノ担当であり、大王係なのです!でもピアノは弾けないのです!

と説明しました。

「ははー」

そんな話をしているうちに、ホネヌキマンさまはステージをとびだし、超高速で走り回っています。人妻はそんなホネヌキマンさまに見惚れすぎて、肉バーガーを持つ手に力が入り、肉汁がどばどばとこぼれてしまいました。

「ああ〜」

肉汁を拭き取る人妻。
じょびじょびの肉バーガーを受け取る私。
駆け回るホネヌキマンさま。
ポカーンとしている一般のお客様。
激しくヘッドバンキングなさる民の皆様。
演奏するピアノゾンビ。
椅子に腰掛けている真っ黒な下僕。
眩しすぎる西日。
お肉の焼ける香り。

カオスでした。

そして中島マンさままでステージから降りて、ご演奏なさいました。
テーブルの上で演奏なさる中島マンさまをみた民女性に「今日はラッキーですね!」とささやかれました。中島マンさまのファンの方でしょうか。

実は民の方に話しかけられるは今回が初めてなのでびっくりしました。彼女はお友達と来ていたようですが、ライブが始まる前にお友達はお肉を買いに行ってしまいました。お友達はお肉目当てだったのですね。

私は人妻を無理に肉フェスにつれてきたけど、人妻はピアノゾンビのライブも一緒に観てくれて、なんて最高の優しい友達なんだと感謝の気持ちでいっぱいになりました。ありがたやー。

そしてドリームタブレットでは大王のありがたきお言葉のプレゼントがありがたやー。最後のベイビーベイビーでは歌詞を忘れたアキパンマンさまでしたが、とてもありがたき素敵な歌唱でした。ありがたさがいっぱい詰まった素敵なライブでした。ありがたやー。



新しい扇子買ったよー。
いけてるセンスー。

物販に寄ったらヘルプマンさまがたくさんの女の子に囲まれてチヤホヤされていてすごかったです。そしてアキパンマンさまは熱心な民のお客様に熱心に接客なさっていて、とってもかわいらしい店員さんでした。

その横でげぼさんは椅子に座ってじーーーっとなさっていました。

ひとりぼっちでした。

「扇子まだありますか?」と話しかけたら、ギブスで不自由な体ながら一生懸命対応してくれました。中腰でおつりを渡す姿がなんとも不憫でした。

あまりにも不憫だったので、人妻の旦那さんのおみやげにするつもりだった唐揚げをプレゼントしました。げぼさんは戸惑っていました。人妻は怒っていました。

「どうしていつも着ぐるみにそうやって絡むの!?」とまた叱られました。



げぼさんは着ぐるみではないよ……
人間だよ。






おわり
関連する記事